標準的な作業工程を記しています。
※不良ATミッションが取り外されていることを前提としています。
1. お届けしたATミッションの目視点検を行い、異常、損傷が無いことをご確認ください。
2. お届けしたものと従来のものが、同型のATミッションであることをご確認ください。
  注1)オイルシール等の消耗品が、点検のうえ、必要に応じて交換してください。
  注1)トルクコンバータ内のオイルは、抜ききってください。
3. ATミッション本体に必要となる部品等の、取り替え・取り付けを行ってください。

(1)トルクコンバータを、ミッションの奥まで確実に入れてください。
(2)トルクコンバータが、指でスムーズに回転することを確認してください。
(3)ラジエター内のオイルクーラーおよびオイルパイプをエアガン等で洗浄してください。

※以上のことが守られず発生したトラブルにつきましては、保証対象外とさせていただく場合があります。

4. 以上が終了しましたら、もう一度、目視点検を行ってください。
5. メーカーの、整備解説書(修理書)の基準に従い、乗せ換えてください。
6. 乗せ変えた後、メーカー純正オイルを、まず4リットル程度注入してください。
7. 静かにエンジンを始動し、メーカー純正オイルを規定量まで注入してください。
8. スロットルワイヤー、ニュートラルスタートスイッチ等の調整を行ってください。
9. オイルの量は多くても少なくてもトラブルの元です。暖気後に必ずオイル量の再確認をしてください。